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J-GLOBAL ID：201402287944623123   整理番号：14A0463869

うきは市内装飾古墳の保存環境について

Conservation Environment of the Decorated Tombs in Ukiha City, Fukuoka

著者 (4件)： 森井順之 (国立文化財機構 東京文化財研) ,  犬塚将英 (国立文化財機構 東京文化財研) ,  石井茉依 (うきは市教育委) ,  吉田東明 (福岡県 教育庁)
資料名： 保存科学  (Science for Conservation)
号： 53  ページ： 115-124  発行年： 2014年03月26日 
JST資料番号： Y0449A  ISSN： 0287-0606  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 装飾古墳はその多くが九州地方北部に存在する。福岡県うきは市の筑後川流域に9基の装飾古墳が確認されている。石室内環境安定のため昭和40年代に覆屋が建設されたが平成19年にカビ大繁殖があり,検討が必要になった。そこで,国指定の装飾古墳について,石室内もしくは覆屋内の環境を再評価するため,温湿度データロガを設置し観測を行った。ここでは,その温度および相対湿度の時系列データを示し,現在の保存環境について考察している。そして墳丘および石室がほぼ完全に残されているものは安定した環境になっており,覆屋の効果が確認できたとしている。

シソーラス用語： *福岡県 ,  *遺跡 ,  墓地 ,  保存 ,  温熱環境 ,  相対湿度 ,  温度 ,  データ ,  部屋 ,  かび ,  古墳 ,  温湿度環境 ,  時系列データ ,  石室
準シソーラス用語： *うきは市 ,  *装飾古墳 ,  文化財保存

分類 (3件)： 各種建築物一般  (RB05010O) ,  建築設計,建築家,建築史  (RB04000W) ,  菌類による植物病害  (FC04052Y)

引用文献 (3件)：

• 朽津信明:保存科学から見た装飾古墳の保存の歴史,保存科学,53,(投稿中)(2014)
• 河野一隆,赤司善彦:九州国立博物館による装飾古墳のデジタルアーカイブ,月刊文化財4月号,28-33(2009)
• 森井順之,犬塚将英,寺嶋克史,吉田東明,宇田川滋正,建石徹,川野邊渉,石崎武志:珍敷塚古墳における保存管理計画策定のための研究,日本文化財科学会第28回大会研究発表要旨集,282-283(2011)

タイトルに関連する用語 (4件)： 装飾 ,  古墳 ,  保存 ,  環境