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J-GLOBAL ID:201402288058900872   整理番号:14A0642901

休眠時に汚染された落葉果樹における放射性セシウム移行メカニズムと吸収抑制対策

著者 (1件):
資料名:
巻: 85  号:ページ: 103-106  発行年: 2014年04月05日 
JST資料番号: G0156A  ISSN: 0029-0610  CODEN: NIDHAX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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福島県内の主な果樹地帯は福島原発事故で放出された放射性降下物によってほぼ全域が汚染された。2011年4月11日から,福島市と伊達市の果樹園の土壌および果実等の放射能汚染のモニタリングが開始された。8圃場の計40か所,モモの12樹およびリンゴの16樹の周辺の表層5cmの土壌の放射性セシウム濃度は,2.3~14.0kBq/kgDWsであった。土性の異なる5園の土壌の放射性核種の垂直分布を調べたところ,重埴土の園を除く4園では,2012年から2013年にかけて表層3cmのセシウム137濃度が3.7~12.9%低下した。2013年11月にモモの1樹の主幹1m地点の土壌の放射性核種の垂直分布を調べたところ,放射性セシウムの沈積率は0~3cmで67.2%,3~9cmで27.0%であった。カリウム40は21cm以下に23.3%が分布しており,細根からの浸出も推察された。果樹の調査では,葉,果実および樹体内で検出された放射性セシウムは最初の汚染部位である樹皮から移行したと結論した。休眠時に汚染された落葉果樹の吸収抑制対策としては,汚染後の速やかな剥離した外樹皮の除去および樹皮洗浄が有効であると推察した。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
環境の汚染及び防止  ,  果樹 
引用文献 (8件):

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