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J-GLOBAL ID:201402288148060164   整理番号:14A1497109

PtII錯体の発光色調整および光励起状態における3量体形成の動力学的研究

Luminescence Color Tuning of PtII Complexes and a Kinetic Study of Trimer Formation in the Photoexcited State
著者 (4件):
資料名:
巻: 20  号: 50  ページ: 16583-16589  発行年: 2014年12月08日 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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[Pt(dpb)Cl]およびその類縁体の発光特性および発光色調整を検討した。ここでdpbはdpbHとして1,3-ジ(2-ピリジル)ベンゼンである。dpbのフッ素化およびメチル基の導入およびClのCNへの置換により得る[Pt(Fmdpb)CN]錯体ではほとんど青色の発光を得た。ここでFmdpbはFmdpbHとして4-フルオロ-1,3-ジ(4-メチル-2-ピリジル)ベンゼンである。溶液濃度を増大するにつれ発光色は青から白色を経てオレンジ色に変化した。色の変化は励起状態の単量体-励起2量体間の平衡に起因した。620nm近辺の幅広い発光スペクトルは500nm近辺の組織化後の単量体の発色に伴うことが明確に断定できた。溶液濃度を更に増大すると他の幅広いピークがスペクトルの長波長領域に出現した。近赤外線帯は励起2量体の基底状態単量体との反応により生成する励起3量体からの発光であると特定した。単量体,励起2量体および励起3量体の発光寿命を各々τM=12.8μs,τD=2.13μsおよびτT=0.68μsと見積もった。それら発光寿命は他のPtII錯体との会合および低次元凝集物への分解を考慮すると十分長かった。動力学的研究から決定する平衡定数に基づき,励起2量体および励起3量体の生成は各々△G*D=-24.5および△G*T=-20.4kJmol-1である300Kにおける発熱過程に起因すると結論づけた。Copyright 2014 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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白金族元素の錯体  ,  錯体のルミネセンス 
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