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J-GLOBAL ID:201402288434286889   整理番号:14A1483271

口腔分散性レボカルノシン経口投与が慢性心不全の患者のクオリティオブライフと運動能力に与える影響

Effects of oral administration of orodispersible levo-carnosine on quality of life and exercise performance in patients with chronic heart failure
著者 (10件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 72-78  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: T0836A  ISSN: 0899-9007  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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慢性心不全(CHF)はいくつかの微量栄養素欠乏で特徴付けられる。アミノ酸補足はCHF患者の栄養・代謝状態に良い効果を与えると考えられる。レボカルノシン(β-アラニル-l-ヒスチジン)は心筋と筋肉に高濃度で発現する。健常者へのl-カルノシン投与予備研究では運動能力向上の可能性が示唆された。本研究ではl-カルノシンの経口投与と安定CHF患者のクオリティオブライフと運動能力に与える影響を検討した。最適治療を受けている安定CHFと重症の左室収縮機能障害の患者50人をランダムに2群に分け,口腔分散性レボカルノシン(500mg OD)経口投与または標準治療を行った。左室駆出率(LVEF)を心エコー図検査で測定した。心肺ストレス試験,6分間歩行試験(6MWT),クオリティオブライフ(視覚アナログスケールスコアとEuroQOL5次元質問票[EQ-5D])を基準時と6か月後に行った。その結果,口腔分散性l-カルノシンを摂取した患者は6か月後の6MWT距離(P=0.014)とクオリティオブライフ(VASscore)(P=0.039)が向上した。対照群と比べて口腔分散性l-カルノシン補足はピークVO<sub>2</sub>(P<0.0001),嫌気的閾値でのVO<sub>2</sub>,ピーク運動作業負荷,6MWT,EQ-5D試験とVASスコアで評価したクオリティオブライフが改善した。これらの結果から,従来の治療法へのl-カルノシン追加は安定CHFの運動能力とクオリティオブライフに良い効果を与えることが示唆された。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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循環系疾患の治療一般  ,  蛋白質・ペプチド・アミノ酸の代謝と栄養 
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