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J-GLOBAL ID：201402288717401358   整理番号：13A0509499

シロイヌナズナの多重ABA応答の負調節因子であるROP11 GTP分解酵素

ROP11 GTPase is a Negative Regulator of Multiple ABA Responses in Arabidopsis

著者 (4件)： Zixing Li (School of Life Sciences, Tsinghua Univ. MOE Key Lab. of Bioinformatics, Beijing) ,  Jun Kang (School of Life Sciences, Tsinghua Univ. MOE Key Lab. of Bioinformatics, Beijing) ,  Ning Sui (School of Life Sciences, Tsinghua Univ. MOE Key Lab. of Bioinformatics, Beijing) ,  Dong Liu (School of Life Sciences, Tsinghua Univ. MOE Key Lab. of Bioinformatics, Beijing)
資料名： Journal of Integrative Plant Biology  (Journal of Integrative Plant Biology)
巻： 54  号： 3  ページ： 169-179  発行年： 2012年 
JST資料番号： C2552A  ISSN： 1672-9072  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オーストラリア (AUS)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 植物ホルモン・アブサイシン酸(ABA)は,植物発育および環境ストレスに対する植物応答において重要な役割を果たす。Although ABA受容体およびコア分子構成要素の最小セットが最近発見されたにもかかわらず,ABAシグナル伝達経路の理解は依然として完了からほど遠い。本研究において,ABAシグナル伝達プロセスにおけるROP11,植物特異的ROP低分子量GTP分解酵素ファミリーのメンバーの機能を特徴づけた。ROP11は,気孔を持つすべての植物器官の孔辺細胞において優先的に発現する。恒常的活性型ROP11(CA-ROP11)の発現は,ABA-媒介応答を抑制し,それに反して,ROP11の減少した発現またはそのドミナント-ネガティブ型(DN-ROP11)の発現は,逆の表現型を引き起こす。ROP11により影響を受けたABA-媒介応答は,種子発芽,苗発育,気孔閉鎖,ABA-応答性遺伝子の誘導,並びに干ばつストレス対する植物反応を含む。さらにまた,我々は,ROP11およびその密接に関係するファミリーメンバーであるROP10が,これらの反応の媒介に並行して作用することを示した。ABA処置は,ROP11転写およびタンパク質量には影響しない;しかしながら,ABA処置は,核においてCA-ROP11の蓄積を生じさせる。これらの結果は,ROP11がシロイヌナズナの多重ABA応答の負調節因子であることを示した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *Arabidopsis thaliana ,  *植物ホルモン ,  *GTPアーゼ ,  ストレス ,  環境影響 ,  植物成長 ,  情報伝達受容体 ,  経路 ,  細胞情報伝達 ,  気孔 ,  植物器官 ,  突然変異 ,  表現型 ,  発芽 ,  苗 ,  干ばつ ,  不飽和カルボン酸 ,  エノン ,  脂環式アルコール ,  脂環式ケトン ,  単環セスキテルペン ,  ヒドロキシケトン
準シソーラス用語： *シロイヌナズナ ,  環境ストレス ,  植物発育 ,  アブシシン酸受容体 ,  シグナル伝達経路 ,  ドミナントネガティブ ,  種子発芽 ,  苗成長 ,  気孔閉鎖

分類 (5件)： 植物の生化学  (EH01050J) ,  植物ホルモン  (EH02070M) ,  酵素一般  (EB09010D) ,  発生,成長,分化  (EH02030U) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

物質索引 (1件)： アブシシン酸

タイトルに関連する用語 (6件)： シロイヌナズナ ,  多重 ,  応答 ,  調節因子 ,  GTP ,  分解酵素