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J-GLOBAL ID：201402289124110388   整理番号：14A0947342

農産物・食品の安全と品質の確保技術(第3回)-微生物・食品の電気的特性の応用-

著者 (2件)： 豊田淨彦 (神戸大 大学院農学研究科) ,  豊田淨彦 (農業食料工学会)
資料名： 農業食料工学会誌  (Journal of the Japanese Society of Agricultural Machinery and Food Engineers)
巻： 76  号： 1  ページ： 32-35  発行年： 2014年01月01日 
JST資料番号： G0975A  ISSN： 2188-224X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1990年台後半,大規模な集団食中毒の発生を機に食の安全に関する関心が高まり,HACCPの考えを取入れた「総合衛生管理製造過程承認精度」が制定された。HACCPでは危害を要因を基準に生物学的危害と化学的危害と物理的危害に分類してこれら危害要因の分析と管理を要求しているが,日本では最重要の危害の1つは微生物による食中毒である。本稿では電気的特性を利用した「微生物の検出・管理と,食品の評価」に関する研究につき,その概要や成果などを紹介した。電気インピーダンスによる微生物測定や,誘電的性質に基づく微生物の検出や制御や,パルス高電場による殺菌法などの説明を含む。

シソーラス用語： HACCP ,  *食品汚染 ,  *食品衛生 ,  微生物汚染 ,  *細菌検査 ,  殺菌 ,  電気化学インピーダンス ,  リアクタンス ,  誘電性 ,  試験装置 ,  安全管理
準シソーラス用語： 安全衛生管理

分類 (2件)： 食品の品質  (FJ01040F) ,  食品の汚染  (FJ01053P)

引用文献 (12件)：

• Firstenberg-Eden, R., et al., 1984. Impedance Microbiology, John Wiley & Sons.
• Grimnes, S., et al., 2008. Bioimpedance and Bioelectricity Basics (2nd Edition), Academic Press.
• 花井哲也,2000.不均質構造と誘電率,吉岡書店.
• 計文彬ら,2005.微小電極を用いたインピーダンス計測による微生物検出,農業環境工学関連7学会2005年合同大会同講演要旨集,108.
• Macdonald, J. R., 1987. Impedance Spectroscopy, John Wiley & Sons.

タイトルに関連する用語 (5件)： 農産物 ,  食品 ,  微生物 ,  電気的特性 ,  応用