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J-GLOBAL ID:201402289345502523   整理番号:14A1175369

2013~2014年の中国31地方主要都市における基準大気汚染質6種の時空変動

Spatial and temporal variations of six criteria air pollutants in 31 provincial capital cities in China during 2013-2014
著者 (4件):
資料名:
巻: 73  ページ: 413-422  発行年: 2014年12月 
JST資料番号: A0646B  ISSN: 0160-4120  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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大気質の物理的,化学的過程の研究を進めるには,長期大気汚染データの時空的解析を要し,健康リスクとの関係を解析する必要があるが,当該データセットは,最近まで中国では利用できなかった。本研究では,環境当局(MEP)が公開した毎時測定データを用いて,2013年3月~2014年2月の中国31主要都市におけるPM2.5,PM10,CO,SO2,NO2及び8hO3の,初の時空的変動解析を行った。PM2.5及びPM10の年間平均濃度は,全都市で中国大気質基準(CAAQS)I級基準値(PM2.5及びPM10に対して,それぞれ15及び40μg/m3)を超えており,Haikou,Fuzhou及びLasaのみが,II級基準値(PM2.5及びPM10に対して,それぞれ35及び70μg/m3)を満足していた。PM2.5,PM10,CO及びSO2の測定濃度は,北部都市の方が西部及び南東部の都市よりも高かった。基準未達成日の数は,冬期が最大であったが,高汚染日は,秋期の南東部及び春季の西部でしばしば認められた。基準未達成日の数を基にすると,PM2.5が最大の汚染寄与要因で,PM10及びO3が続いた。O3以外の各種汚染質間に強い相関を認めた。以上の結果は,冬期の石炭燃焼とバイオマス燃焼,春期の風塵長期輸送,通年の二次エアロゾル形成の大きな影響を示唆している。最近の大気汚染の原因は複合汚染質で,時空的に大きな変動を伴う。今後の研究は,大気質と気象条件の関係,排出挙動の地域的変動及び域内域外における汚染質輸送及び変換の把握向上を重視すべきである。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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有害ガス調査測定  ,  その他の汚染原因物質 
タイトルに関連する用語 (5件):
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