文献
J-GLOBAL ID:201402290141862677   整理番号:14A0944599

非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)のための分子機構と新しい治療戦略

Molecular Mechanisms and New Treatment Strategies for Non-Alcoholic Steatohepatitis (NASH)
著者 (3件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 7352-7379 (WEB ONLY)  発行年: 2014年05月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)は非アルコール性脂肪肝(NAFLD)の重症型であり,大部分の患者は単純性脂肪症に起因する非進行性,非アルコール性脂肪肝(NAFL)を呈する。NASHの進行には,遺伝的差異,脂肪蓄積,インスリン抵抗性,腸内微生物叢の変異といった,数多くの原因が考えられる。NAFLDは肥満と強い関わりがあるが,肥満は細胞レベルでアディポカイン分泌,小胞体(ER),および酸化ストレスを誘導し,それらが今度は,肝性脂肪症,炎症,線維症を誘発する。上記因子のうち,腸内微生物叢は,この多因子遺伝病を発症させる上で,重要な役割を持つことが認められている。酸化ストレスは,NAFLからNASHへの進行の主要な原因であると考えられる。マクロファージ浸潤がNAFLとNASHで明瞭にみてとれる一方,T細胞浸潤はNASHにおいてはっきり姿を表す。ビタミンEによる抗酸化治療は,短期間,肝炎の病状を効果的に抑制できることを,いくつかの臨床試験が示しているが,長期的効果はいまだ不明であり,多くの他の疾患では効果がないことがしばしば立証されている。いくつかの長期的抗酸化物質プロトコルは,死亡率を低下させるのに失敗した。NAFLD分子病態の最新知識を組みいれた新しい治療装置が考慮されなければならない。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器の臨床医学一般  ,  遺伝学研究法 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る