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J-GLOBAL ID：201402290293868115   整理番号：14A0195986

超音波を利用した硬脆材料の精密研削加工に関する考察

著者 (1件)： 森本竜広 (高田工業所)
資料名： 高田技報  (Takada Technical Reports)
巻： 24  ページ： 4-9  発行年： 2014年01月01日 
JST資料番号： L2235A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 現在,加工が難しいと言われている硬脆材料の加工方法について,硬脆材料の特徴・切断原理・破壊のメカニズムを考察し,従来の切断方法に対し超音波を利用した加工方法の有効性を検証した。高剛性・高い機械安定性を実現させた当社独自の両端支持機構のスピンドルを用いた超音波を利用した切断では,硬脆材料であるSiCの切断において,従来に比べ,高速度化・高品質化を達成できた。また,超音波を利用することで断面研磨効果も得られ,精密な研削加工を行うことが可能となった。本稿では,硬脆材料の加工に関する考察と超音波の有効性を述べるとともに,当社が製造・販売している超音波カッティング装置を紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： 硬質 ,  *難削材 ,  *精密研削 ,  *超音波加工 ,  切断 ,  機構 ,  剛性 ,  炭化ケイ素 ,  砥粒 ,  スピンドル
準シソーラス用語： *硬脆材料 ,  破壊機構 ,  高剛性 ,  ダイヤモンド砥粒

分類 (1件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

引用文献 (3件)：

• 田中武司:ダイヤモンドホイール研削工学-研削現象の基本的理解とその応用に向けて-,現代図書,p.127,(1999)
• 安永暢男:研磨加工概論,ダイヤモンド技術総覧,p.270,(2007)
• 伊藤勝彦,森栄司:振動方向変換体の研究(R-L変換体),日本音響学会誌29巻5号,pp.307-314,(1973)

タイトルに関連する用語 (3件)： 超音波 ,  硬脆材料 ,  精密研削加工