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J-GLOBAL ID：201402290596932126   整理番号：14A0531005

西部北極海ノースウィンド海底平原における動物プランクトン群集の季節変動 I:全動物プランクトンと糞粒

著者 (7件)： 松野孝平 (極地研) ,  山口篤 (北大 大学院) ,  藤原周 (極地研) ,  小野寺丈尚太郎 (JAMSTEC) ,  渡邉英嗣 (JAMSTEC) ,  原田尚美 (JAMSTEC) ,  菊地隆 (JAMSTEC)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2014  号： 春季  ページ： 191  発行年： 2014年03月10日 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 西部北極海においてセジメントトラップに捕集された動物プランクトン群集の季節変動を明らかにした。動物プランクトン個体数は9月~11月に多く,ポエキロストム目カイアシ類が優占分類群であった。季節的に二枚貝幼生が10月~11月に優占し,2011年8月にフジツボ幼生も出現したが2012年には出現しなかった。動物プランクトンは5群集に分けられ,各群集の出現には明確な季節性があり,結氷中にも群集の変化が見られ,日照時間の変化に起因したものと考えられた。二枚貝幼生とフジツボ幼生は,浅いチャクチ海からの移流と考えられた。フジツボ幼生の出現が年変動したことは,表層の水塊構造の年変動に起因すると考えられた。(著者抄録)

シソーラス用語： *北極海 ,  *動物プランクトン ,  *季節的変動 ,  *糞便 ,  カイアシ類 ,  優占種 ,  日照時間 ,  二枚貝類 ,  幼生 ,  蔓脚類 ,  海洋構造 ,  水塊 ,  年年変動
準シソーラス用語： フジツボ ,  *季節変動 ,  水塊構造 ,  年変動 ,  *糞粒 ,  二枚貝

分類 (2件)： プランクトン  (FH02050R) ,  個体群生態学  (EE03030S)

タイトルに関連する用語 (8件)： 北極海 ,  ウィンド ,  海底 ,  動物 ,  プランクトン ,  群集 ,  季節変動 ,  糞粒