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J-GLOBAL ID：201402290788786069   整理番号：14A0470276

脳におけるシアル酸: 神経系の発達,安定性,疾患および再生におけるガングリオシドとポリシアル酸

SIALIC ACIDS IN THE BRAIN: GANGLIOSIDES AND POLYSIALIC ACID IN NERVOUS SYSTEM DEVELOPMENT, STABILITY, DISEASE, AND REGENERATION

著者 (3件)： SCHNAAR Ronald L. ,  GERARDY-SCHAHN Rita ,  HILDEBRANDT Herbert
資料名： Physiological Reviews  (Physiological Reviews)
巻： 94  号： 2  ページ： 461-518  発行年： 2014年04月 
JST資料番号： C0603A  ISSN： 0031-9333  CODEN： PHREA7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： シアル酸が細胞-細胞相互作用を調節し,それらの糖蛋白質と脂質足場ならびに他の細胞表面分子の活性を変えることを背景とし,その神経系での機能に関する報告を以下の項目でレビューした。1)シアル酸:細胞表面の優位な決定因子,2)脳に多いシアログリカン類,3)脳ガングリオシドの機能,4)ポリシアル酸の機能,5)シアログリカンと神経系疾患。脳には2つのシアノグリカンが重要であり,マウス遺伝子研究とヒト疾患の研究は,軸策-ミエリン相互作用,軸策安定性,軸策再生と神経細胞興奮性の調節におけるガングリオシドの役割を示した。ポリシアル酸は,細胞-細胞と細胞-マトリックス相互作用,細胞表面の分子間相互作用と細胞環境下の他の細胞との相互作用の制御に関わる。ポリシアル酸は脳の形成に必須である。ポリシアル酸生合成のためのヒト遺伝子の多型は統合失調症,自閉症と双極障害を含む精神疾患と関連する。脊椎動物の脳シアログリカンは神経系の形成,維持と健康に関わる重要な調節因子であるとした。

シソーラス用語： ヒト ,  マウス ,  *ガングリオシド ,  アミノ糖 ,  *神経系 ,  神経系疾患 ,  生物活性 ,  病態生理 ,  相互作用 ,  細胞外マトリックス ,  生合成 ,  遺伝子 ,  遺伝子多型 ,  多糖類
準シソーラス用語： シアル酸 ,  シアログリカン ,  細胞間相互作用 ,  生合成遺伝子

分類 (2件)： 神経系一般  (EJ12010J) ,  多糖類  (CF10054P)

タイトルに関連する用語 (8件)： 脳 ,  シアル酸 ,  神経系 ,  発達 ,  安定性 ,  疾患 ,  ガングリオシド ,  ポリシアル酸