文献

J-GLOBAL ID：201402291349837419   整理番号：14A0844716

ビス(ジイミン)ジカルボン酸ユウロピウム(III)錯体の誘導円偏光ルミネセンスを用いたアミノ酸の特殊なキラルセンシング

Specific Chiral Sensing of Amino Acids Using Induced Circularly Polarized Luminescence of Bis(diimine)dicarboxylic Acid Europium(III) Complexes

著者 (3件)： OKUTANI Kazuhiro (Univ. Toyama, Toyama, JPN) ,  NOZAKI Koichi (Univ. Toyama, Toyama, JPN) ,  IWAMURA Munetaka (Univ. Toyama, Toyama, JPN)
資料名： Inorganic Chemistry  (Inorganic Chemistry)
巻： 53  号： 11  ページ： 5527-5537  発行年： 2014年06月02日 
JST資料番号： C0566A  ISSN： 0020-1669  CODEN： INOCAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 種々な,キラルなアミノ酸を含む水溶液における[EuL₂]^-(L=1,10-フェナントロリン-2,9-ジカルボン酸(pda),2,2′-ビピリジン-6,6′-ジカルボン酸(bda))の円偏光ルミネセンス(CPL)を調べた。12種のアミノ酸についてのCPLの測定結果から,[Eu(bda)₂]^-は総じてすべてのアミノ酸に対してCPL強度が弱い。一方,[Eu(pda)₂]^-はL-ヒスチジン(pH3)およびL-アルギニン(pH7)に対して感度および選択率が高い。これらの系では,Eu錯体とアミノ酸のCOO^-基およびNH₃⁺基との相互作用がCPL強度を増大させている。

シソーラス用語： *ユウロピウム錯体 ,  円偏光 ,  *光ルミネセンス ,  アミノ酸 ,  検出 ,  感度 ,  発光スペクトル ,  pH依存性 ,  濃度依存性 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  第一アミン ,  窒素複素環化合物
準シソーラス用語： キラル ,  センシング ,  選択率

分類 (2件)： 第3族元素の錯体  (CE01060J) ,  錯体のルミネセンス  (BM08095R)

物質索引 (4件)： 2,2′-ビピリジン-6,6′-ジカルボン酸 ,  L-アルギニン ,  L-ヒスチジン ,  1,10-フェナントロリン-2,9-ジカルボン酸

タイトルに関連する用語 (8件)： ビス ,  ジイミン ,  ジカルボン酸 ,  ユウロピウム ,  錯体 ,  誘導 ,  円偏光ルミネセンス ,  アミノ酸