抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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松江城下町は,1607~1611年の5年間に堀尾氏によって整備された計画都市である。かつての侍町の土地は,松江城北堀開削に伴い「宇賀山」という小丘陵を掘削した土で田町・中原町の沼沢地を埋め立てて造られたとの伝承がある。本研究では,松江城下町の土地造成がどのように行われてきたのかを調査することを目的とした。そのため,築城時の盛土が宇賀山の土と一致するのかといった盛土の由来について,松江城下町遺跡6ケ所から採取した土試料に対して行った土質試験によって調べた。また,伝承の信憑性およびさらなる盛土を行った理由についても検討を行った。(著者抄録)