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J-GLOBAL ID:201402291776133562   整理番号:14A0698575

抽出に基づく手法によるCu-Ti時効硬化合金での析出挙動の調査

Investigation of Precipitation Behavior in Age-Hardenable Cu-Ti Alloys by an Extraction-Based Approach
著者 (7件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 3401-3411  発行年: 2014年07月 
JST資料番号: E0265B  ISSN: 1073-5623  CODEN: MTTABN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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723K(450°C)で時効したCu-4mol%Ti合金での析出過程を母合金試料から抽出した析出物をX線回折と化学分析により調査した。時効試料における時効誘起析出物粒子として,スピノーダル分解無秩序相のα’,準安定秩序相のβ’-Cu<sub>4</sub>Ti,安定秩序相のβ-Cu<sub>4</sub>Tiが連続的に形成された。硝酸溶液中での浸漬による時効試料からの析出物粒子の抽出は構成析出物相の構造解析だけでなくその化学組成と体積分率の定量的評価を可能とした。時効過程の初期において,過飽和Cu固溶体は連続的にスピノーダル分解し,不安定無秩序相α’が出現した。続いて,約37.5mol%のTi含有量の微細な針状β’-Cu<sub>4</sub>TiがCuマトリックス中に生じた。長期間の時効中に,最終のCu固溶体からなる粗い多孔性成分と20.5mol%のTi含有量の安定なβ-Cu<sub>4</sub>Ti粒子が準安定β’-Cu<sub>4</sub>Ti粒子に替わって,主として結晶粒界に核形成して成長した。β’-Cu<sub>4</sub>Ti粒子の合金中の体積分率は24hrの時効後に,約1.7%の最大値に達する。一方,β-Cu<sub>4</sub>Ti粒子の体積分率は着実に増加し,480hr後18%以上に達した。β’-Cu<sub>4</sub>Ti粒子の合金中の体積分率は時効硬化の間一定のままであり,硬化が主としてβ’-Cu<sub>4</sub>Ti粒子の微細分散によるものであり,粗いβ-Cu<sub>4</sub>Ti粒子の高い体積分率によるものではないことを示した。Copyright 2014 The Minerals, Metals & Materials Society and ASM International Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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組織的硬化現象 

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