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J-GLOBAL ID:201402291909832698   整理番号:12A0975475

ヒト非小細胞肺癌H1299細胞の化学感受性に対するhSMG-1の発現阻害作用

Effect of inhibiting the expression of hSMG-1 on chemosensitivity of human non-small cell lung cancer H1299 cells
著者 (8件):
資料名:
巻: 91  号:ページ: 554-559  発行年: 2011年 
JST資料番号: C2298A  ISSN: 0376-2491  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的 human suppressor of morphogenesis in genitalia-1(hSMG-1)の発現阻害が持つヒト肺癌H1299細胞における化学感受性に対する作用の調査。方法 hSMG-1の特殊低分子干渉RNA(siRNAs)をH1299細胞に移入した。定量的リアルタイム逆転写ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)と免疫蛍光法によりノックダウン作用を評価した。抗癌剤の投与後,細胞生存率をcell counting kit(CCK-8)で測定し,アポトーシス率をフローサイトメトリーにおけるアネキシンV-FITC PI二重染色法で測定した。アポトーシスに関係する活性化カスパーゼ3とカスパーゼ9を比色分析法で測定した。結果 hSMG-1 mRNAの発現はhSMG-1 siRNAによって著しく阻害された。阻害率は(73.8±10.3)%であった(P<0.01)。さらに,ノックダウン作用を免疫蛍光法により確認した。hSMG-1の阻害は,ゲムシタビンとシスプラチンに対するH1299細胞の感受性を強化した。hSMG-1 siRNAトランスフェクション細胞を48時間それぞれ10.0mg/Lのゲムシタビンと10.0mg/Lのシスプラチンで処理した場合,生存率は著しく低下した(0.51±0.02対0.69±0.01,P<0.01,および0.34±0.03対0.48±0.01,P<0.01;対照siRNA群との比較)。アネキシンV-FITC PI二重染色法は,抗癌剤治療条件下ではH1299細胞のアポトーシス率がhSMG-1ノックダウンにより著しく上昇することを示した[ゲムシタビン,(20.9±3.4)%対(12.0±2.7)%,P<0.05;シスプラチン,(10.2±1.8)%対(4.5±2.0)%,p<0.05;対照siRNA群との比較]。更なる研究は,hSMG-1の阻害が被処理H1299細胞における活性化カスパーゼ3とカスパーゼ9を上向き調整することを示した(ゲムシタビン,0.1mg/L,48時間,カスパーゼ3:14.4±3.8対2.3±0.4,P<0.01;カスパーゼ9:15.5±2.4対4.2±0.9,P<0.01;シスプラチン,1.0mg/L・・・Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの実験的治療  ,  呼吸器の腫よう  ,  遺伝子操作  ,  細胞生理一般 

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