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J-GLOBAL ID：201402292051324342   整理番号：14A0409050

木材の諸物性と塑性加工 -水蒸気処理木材および熱処理木材の諸物性-

Plastic Forming of Wood and Changes in Wood Properties by Steaming or Heating

著者 (2件)： 東原貴志 (上越教育大学大学院学校教育研究科) ,  師岡淳郎 (京都大学生存圏研究所)
資料名： 塑性と加工  (Journal of the Japan Society for Technology of Plasticity)
巻： 55  号： 637  ページ： 83-87 (J-STAGE)  発行年： 2014年 
JST資料番号： G0076A  ISSN： 0038-1586  CODEN： SOKAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 普段は硬い木材を小さな力で大きく曲げるためには,曲げる前に水分と熱を効率よく木材に与えて軟化させる必要があり,そのための技術が幾つか開発されている。ここでは,木材の塑性加工の中でも曲げ加工と圧縮加工について,必要な水分と熱の条件と,それに伴う力学的性質や化学成分,材色や結晶化度など諸物性の変化について解説した。また,水蒸気処理や熱処理により木材に与えた圧縮変形が固定されることが知られているが,その機構について,水や膨潤液体による変形回復の評価を行った結果についても解説した。

シソーラス用語： *木材加工 ,  塑性加工 ,  熱処理 ,  軟化 ,  *曲げ加工 ,  固定 ,  圧縮変形 ,  *回復 ,  膨潤 ,  蒸気処理
準シソーラス用語： *ドライングセット ,  水蒸気処理 ,  *変形回復 ,  *変形固定

分類 (1件)： 製材・加工  (FF05032S)

引用文献 (23件)：

• 1) 則元京:木材研究資料,14(1979),13-26.
• 2) 有馬孝禮:塑性と加工,34-385(1993),132-137.
• 3) 日本木材加工技術協会関西支部編:『木材の基礎科学』,(1991),38-40,海青社.
• 4) 古田裕三:飽水状態の木材の熱軟化特性,京都大学博士論文,(1998).
• 5) Schleining, L. :The Complete Manual of Wood Bending,(2002),Linden Pub Co. Inc.

タイトルに関連する用語 (4件)： 木材 ,  塑性加工 ,  水蒸気処理 ,  熱処理木材