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J-GLOBAL ID:201402292282148458   整理番号:14A1388471

ピラジン誘導体はシカの回避および恐怖関連行動を誘発するオオカミ尿の有効成分である

Pyrazine analogs are active components of wolf urine that induce avoidance and fear-related behaviors in deer
著者 (3件):
資料名:
巻: 2014  号: Aug  ページ: WEB ONLY  発行年: 2014年08月 
JST資料番号: U7035A  ISSN: 1662-5153  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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著者らの以前の研究では,オオカミ尿中において同定されるピラジン誘導体混合物がマウスの回避行動および恐怖行動を誘発することが示されている。北海道のとある鹿公園においてエゾシカ(Cervus nippon yesoensis)に対するピラジン誘導体混合物の効果を野外生物検定試験において調査した。一連の食餌生物検定試験において,2013年8月および9月における餌やり場周囲に居住するエゾシカの行動に対するピラジン誘導体混合物の匂いの効果を調査した。この匂いは餌やり場へのエゾシカの接近を効果的に抑制した。さらに,ピラジン誘導体混合物の匂いは,餌やり場周辺のエゾシカにおいて「尾立て(tail-flag)」,「飛躍(flight)」,および「跳躍(jump)」等の恐怖関連行動を誘発した。本研究は,オオカミ尿中のピラジン誘導体がマウスのみならず有蹄類に対しても強力で持続的な恐怖嫌悪効果を持つことを初めて実験的に示したものである。ピラジン誘導体混合物は野生の有蹄類による森林および農作物の被害を抑えることができる化学忌避剤として適していると思われる。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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動物に対する影響  ,  化学的防除  ,  個生態学 
物質索引 (3件):
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