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J-GLOBAL ID:201402292778994936   整理番号:14A0272537

室温下のCdとTi単原子接触の生成とコンダクタンス

Formation and Conductance of Cd and Ti Single-Atom Contacts at Room Temperature
著者 (4件):
資料名:
巻: 12  ページ: 1-5 (J-STAGE)  発行年: 2014年 
JST資料番号: U0016A  ISSN: 1348-0391  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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幾つかのHCP(六方小最密充填構造)金属の破断接合は,4K下では,単原子接触(SAC)をしばしば生成するが,室温(RT)下では殆ど生成しない。本研究では,RT下で,CdとTiのSACは,接合開放によってでなく,接合完了によって生成することを示した。CdとTi共に,接合完了で測定したコンダクタンスヒストグラムは,明確なSACピークを示す一方,SACピークは,接合開放で得られたヒストグラムではわずかである。SACは,ネッキング変形により接合開放では生成する一方,接合完了では生成しないため,観察結果では,RT下の幾つかのHCP破断接合で報告された稀なSACはネッキング変形に因ることを示唆した。また,観察ヒストグラムは,CdとTiでは,これまで未知のSACコンダクタンスをCdとTiで,各0.7と0.8G0と決定した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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電気接点  ,  金属の電子伝導一般  ,  原子の性質 
引用文献 (28件):
  • [1] N. Agraït, A. Levy Yeyati, and J. M. van Ruitenbeek, Phys. Rep. 377, 81 (2003).
  • [2] R. H. M. Smit, A. I. Mares, M. Häfner, P. Pou, J. C. Cuevas, and J. M. van Ruitenbeek, New J. Phys. 11, 073043 (2009).
  • [3] B. B. Lewis, K. G. Vandervoort, and R. D. Foster, Solid State Commun. 109, 525 (1999).
  • [4] E. Scheer, P. Konrad, C. Bacca, A. Mayer-Gindner, H. V. Löhneysen, M. Häfner, and J. C. Cuevas, Phys. Rev. B 74, 205430 (2006).
  • [5] R. Suzuki, Y. Mukai, M. Tsutsui, S. Kurokawa, and A. Sakai, Jpn. J. Appl. Phys. 45, 7217 (2006).
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