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J-GLOBAL ID：201402292920610121   整理番号：14A0290962

粉と化学工学 持続的蒸気爆発による超急冷微粒子製造法

著者 (1件)： 古谷正裕 (電力中央研 原子力技研)
資料名： 化学工学  (Chemical Engineering of Japan)
巻： 78  号： 3  ページ： 180-183  発行年： 2014年03月05日 
JST資料番号： F0099A  ISSN： 0375-9253  CODEN： KKGKA4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 状態図を参照すれば,組成と温度から安定な物質の状態が推定できる。一方,高温で溶融状態にある物質を急冷することで安定な物質とは異なる準安定な状態を形成させることができる。非晶質材料はその一例であるが,一般的な冷却手法で得られる非晶質材料はガラスやガラス金属と呼ばれる極限られた組成範囲であるため,非晶質材料の利用分野は限定されている。急冷の更なる用途としては粒界を微小かつ均一に制御することができ,粒界制御材料として高強度材料として利用できる。本稿では,非晶質化に必要な冷却速度,産業災害である蒸気爆発は超急冷現象,安全かつ確実に利用するために,冷却性能を最大限に発揮させるために,微粒化性能も極めて高い,CANOPUS技術を適用するにはなどについて解説した。

シソーラス用語： *粉体 ,  *化学工学 ,  *蒸気爆発 ,  *急冷 ,  *微粒子 ,  製造 ,  状態図 ,  状態推定 ,  融解 ,  準安定状態 ,  材料 ,  結晶粒界 ,  アモルファス化 ,  冷却速度 ,  非晶質材料
準シソーラス用語： 非晶質化 ,  溶融 ,  粒界

分類 (2件)： 粉体工学  (XD03010M) ,  化学工学一般  (XA01000E)

タイトルに関連する用語 (6件)： 粉 ,  化学工学 ,  蒸気爆発 ,  急冷 ,  微粒子 ,  製造法