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J-GLOBAL ID:201402293376837253   整理番号:14A0055872

タンシノンIはNrf2依存的抗酸化応答を活性化してin vitroおよびin vivoにおけるAs(III)誘導性肺炎を防ぐ

Tanshinone I Activates the Nrf2-Dependent Antioxidant Response and Protects Against As(III)-Induced Lung Inflammation In Vitro and In Vivo
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資料名:
巻: 19  号: 14  ページ: 1647-1661  発行年: 2013年11月10日 
JST資料番号: W2321A  ISSN: 1523-0864  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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抗酸化応答を調節し,As(III)等の環境毒物から組織を保護する効果を持つNF-E2 p45関連因子2(Nrf2)シグナル伝達経路の活性化を亢進する新規カノニカルNrf2活性化因子を探索した。このようなカノニカルNrf2活性化因子の候補として,タンシノンI(T-I),タンシノンIIA,ジヒドロタンシノンおよびクリプトタンシノンの効果を評価した。これらタンシノンの効果の評価は,Nrf2のユビキチン化に関わるKelch様ECH付随蛋白質1(Keap1)を過剰発現した二重ルシフェラーゼレポーターアッセイを用いて行った。いずれのタンシノンともNrf2活性化効果を示した。T-IはNrf2のユビキチン化を抑制する作用を有することが分かった。As(III)はヒト気管支上皮細胞に対する細胞毒性を示したが,T-IはAs(III)の効果を抑制した。T-IはAs(III)処理による炎症性肺損傷も防ぐことができた。T-Iによる保護効果は,Nrf2ノックアウトマウスでは認められなかった。タンシノンは,in vitroおよびin vivoの双方でNrf2を安定化することでAs(III)誘導性の損傷を防ぐ作用を持つ,新規Nrf2活性化剤であると結論付けた。
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分類 (2件):
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呼吸器疾患の薬物療法  ,  生薬の薬理の基礎研究 
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