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J-GLOBAL ID：201402293455573962   整理番号：14A0090328

振動した光格子中の低温原子の有効強磁性磁区の直接観察

Direct observation of effective ferromagnetic domains of cold atoms in a shaken optical lattice

著者 (3件)： PARKER Colin V. (Univ. Chicago, Illinois, USA) ,  HA Li-Chung (Univ. Chicago, Illinois, USA) ,  CHIN Cheng (Univ. Chicago, Illinois, USA)
資料名： Nature Physics  (Nature Physics)
巻： 9  号： 12  ページ： 769-774  発行年： 2013年12月 
JST資料番号： W2060A  ISSN： 1745-2473  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1次元光格子中に入れた25,000個のセシウム原子Bose-Einstein凝縮体の低温原子系を形成した。基底状態バンドから第1励起バンドへの遷移近くの周波数で格子を振動して,光格子中のBlochバンドを混成し,強い有効スピン相互作用を導入すると,大きい強磁性磁区が形成されることを観測した。このバンド混成法は原子内部状態に依存せず,量子シミュレーションに幅広く適用できるため,調整可能なバンド構造の光格子中で新しい磁気相を探索するのに適している。例えば,ここで使った2重井戸型ポテンシャルはネスト化したFermi面を持ち,電荷密度波転移を起こす可能性がある。

シソーラス用語： スピン-スピン相互作用 ,  格子 ,  セシウム ,  Bose凝縮 ,  バンド構造 ,  強磁性 ,  *磁区 ,  Fermi面 ,  電荷密度波 ,  原子 ,  井戸型ポテンシャル ,  *光格子
準シソーラス用語： *超冷原子

分類 (1件)： 磁区・磁化過程一般  (BM06111M)

タイトルに関連する用語 (5件)： 光格子 ,  低温 ,  原子 ,  強磁性 ,  磁区