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J-GLOBAL ID:201402293621955763   整理番号:14A0362316

フィナステリド,ジクロフェナク,ナプロキセンの模擬太陽光曝露下での光安定性と毒性:毒性の傾向と包装光保護の評価

Photostability and toxicity of finasteride, diclofenac and naproxen under simulating sunlight exposure: evaluation of the toxicity trend and of the packaging photoprotection
著者 (5件):
資料名:
巻:号: Dec  ページ: 7:181 (WEB ONLY)  発行年: 2013年12月 
JST資料番号: U7034A  ISSN: 1752-153X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:薬物の光安定性は2つの相反する役割を演じている;真の利点は医薬品のより長い有効期限を想起させ,一方結果として起こる環境中での残留性は,その避けがたい有害性という明らかなネガティブ効果を伴う。これを基に,3つの医薬品の活性成分であるフィナステリド,ジクロフェナク,ナプロキセンの光安定性と毒性を試験した。試験は,純分はもちろん,それらを含有する市販薬も考慮した。最後に,包装材の保護効果についても評価した。試料は,光安定性試験(医薬用医薬品登録のための技術的要求事項のハーモニゼーション国際会議)に関するICHガイダンスに従って照射した。300~2000nmの波長領域をカバーするために,模擬太陽光源(タングステンフィラメントと結合した水銀蒸気ランプ)を使用した。光分解反応中は,温度,相対湿度,放射照度,照度を一定に保った。光分解反応中の医薬活性成分の濃度は,UV/Ms検出器を装備したHPLCでモニターした。毒性試験は,懸濁酵母細胞に基づくアンペロメトリックバイオセンサによって実施した。光分解過程で得られる生成物は,毒性があったり,元の分子よりも毒性が強かったりすることもあり得るので,試験は最初と光分解反応後に実施した。結果:照射90時間後には,フィナステリド,ジクロフェナク,ナプロキセンの濃度が,夫々,42.9%,88.4%,91%にまで低下した。純分の毒性は,光安定性の順序と同じであった。光分解反応後,反応生成物の寄与度を実証した。結論:ここに提案された簡易で安価な分析法により,純分の光安定性や毒性のデータのみならずラフではあるが,反応動力学に基づく有用な情報や光反応分解産物の毒性データを取得することができた。キーワード:光安定性,毒性,包装,フィナステリド,ジクロフェナク,ナプロキセン(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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物理薬剤学  ,  薬物の物理化学的性質  ,  医薬品の外装・包装 

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