抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近畿大学原子力研究所における,平成24年度の原子炉施設およびトレーサ加速器棟の放射線管理に関する調査結果の概要を報告した。個人管理,施設管理および野外管理において,放射線安全,環境安全の観点から問題となる点はなかった。原子炉施設周辺の定期環境放射能調査において,自然放射性核種以外の長半減期人工放射性核種による影響は近年少なくなってきたが,今回ごく微量ではあるが,2011年3月に発生した東日本大震災による東京電力福島第1原子力発電所の影響によって,大気中に放出されたものの一部と考えられる,人工放射性核種が検出された。しかし,検出された試料数は昨年に比べて少なく数点に留まった。