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J-GLOBAL ID:201402293831292490   整理番号:14A1451899

~雪・寒冷対策~排熱を利用した融雪装置の開発

著者 (4件):
資料名:
巻: 22  号: 12  ページ: 4-7,41  発行年: 2014年12月01日 
JST資料番号: Z0898C  ISSN: 0919-6471  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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列車による持込雪や降雪によるポイント不転換を防止するため,長野支社管内6線区中5線区に温水管式融雪装置が設置されている。この装置の主目的は,ポイント不転換防止であるが,雪の多い時は温水管融雪装置機械室に通じる通路や,機械室の屋根の融雪にも使われている。これら保守用の温水管式融雪装置は,ボイラーの燃料およびポンプ用の電力を使用していることになるので,これらのエネルギーを削減するため,保守用の融雪部分には,ボイラーの排熱を利用して融雪できる装置を開発した。本装置には熱輸送距離に制限の少ない気泡駆動型循環式ヒートパイプ(以下,BACH)を採用した。これは,高温と低温の温度差を利用し,動力を加えることなく熱エネルギーを輸送するヒートパイプである。その構造,原理を説明した。吸熱部は,煙突内部に設け,吸熱フィンを取り付けた構造とした。開発品でBACHの動作が確認され,ボイラーの運転に支障することなく,かつ,搬送動力なしで熱輸送および保守通路融雪をすることができた。燃料消費量が全体の2.5%削減され,最大1シーズン10000円のコストダウンになることがわかった。今後,長期の耐久試験や採熱部の採熱効率の向上に向けてさらに融雪能力の向上に取り組んでいく。
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分類 (1件):
分類
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熱交換器,冷却器 
タイトルに関連する用語 (4件):
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