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J-GLOBAL ID：201402293899434195   整理番号：14A0804294

再生高調波モード同期ファイバリングレーザにおけるディジタル信号処理を用いた周波数・位相同期-制御アルゴリズムの検討-

Frequency-phase synchronization of regeneratively and harmonically mode-locked fiber ring laser using Digital Signal Processing-A study on control algorithm-

著者 (5件)： 金子達哉 (東京理大 理工) ,  芳賀祐太 (東京理大 理工) ,  今関航太 (東京理大 理工) ,  海老澤賢史 (東京理大 理工) ,  前田讓治 (東京理大 理工)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 114  号： 46(LQE2014 1-16)  ページ： 69-74  発行年： 2014年05月15日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 再生高調波モード同期ファイバリングレーザの繰り返し周波数を,位相同期ループ(PLL)によって10GHzを超える基準周波数に同期させる際,PLLの位相比較器としては平衡ミキサが使われることが多い。しかしこの場合,同期可能な周波数範囲が狭いという問題がある。本論文では,ディジタル信号処理を用いて,パルス繰り返し周波数をPLLの引き込み範囲まで掃引し,その後,比例積分微分(PID)制御によって安定化する手法を提案する。ファイバレーザ部を電圧制御発振器に置き換えた予備実験を行い,周波数引き込みを実現することができた。同じアルゴリズムをファイバレーザに用いた実験でも周波数引き込みは実現できたが,数Hz以下の周波数ゆらぎが観測された。(著者抄録)

シソーラス用語： *リングレーザ ,  *位相同期ループ ,  フィードバック制御 ,  PID動作 ,  VCO【発振器】 ,  パルスレーザ ,  信号処理 ,  モード同期レーザ
準シソーラス用語： *ファイバリングレーザ ,  PID制御 ,  電圧制御発振器 ,  ディジタル信号処理

分類 (1件)： 固体レーザ  (BD04080W)

引用文献 (4件)：

• C. Wu, N. K. Dutta, "High-Repetition-Rate Optical Pulse Generation Using a Rational Harmonic Mode-Locked Fiber Laser," IEEE J. Quantum Electron., vol. 36, no.2, pp.145-150, Feb 2000.
• 黒津大地,海老澤賢史,前田譲治,"半導体光増幅器を用いた再生高調波モード同期ファイバリングレーザの安定化,"信学技報,vol.110, no.259,LQE2010-64,pp.17-20,2010年10月
• 徳留規朗,峯尾友明,海老澤賢史,前田譲治,"半導体光増幅器を用いた再生高調波モード同期ファイバリングレーザの構成に関する-検討,"信学技報,vol.111, no.56,LQE2011-7, pp.27-32, 2011年5月
• M.Nakazawa, E. Yoshida, and Y. Kimura, "Ultrastable harmonically and regenerativelymodelocked polarisation-maintaining erbium fibre ring laser,"Electron. Lett., vol. 30, no. 19,pp.1603-1605,15 Sep.1994.

タイトルに関連する用語 (6件)： 高調波 ,  モード同期 ,  ファイバリングレーザ ,  ディジタル信号処理 ,  位相同期 ,  制御アルゴリズム