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J-GLOBAL ID:201402293975263559   整理番号:14A0057684

実験的ルイス担癌C57BL/6マウスにおける免疫活性化の促進によるP.polyphylla Smith var.chinensis(Franch.) Haraのステロイド性サポニンの抗肺癌活性とA549細胞系におけるアポトーシスの誘発

The Anti-Lung Cancer Activities of Steroidal Saponins of P. polyphylla Smith var. chinensis (Franch.) Hara through Enhanced Immunostimulation in Experimental Lewis Tumor-Bearing C57BL/6 Mice and Induction of Apoptosis in the A549 Cell Line
著者 (15件):
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巻: 18  号: 10  ページ: 12916-12936 (WEB ONLY)  発行年: 2013年10月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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P.polyphylla Smith var.chinensis(Franch.) Hara (PPSCFH) は,中国で数千年の間,癌の予防と治療のために使われてきた。その主成分,ステロイド性サポニン(PRS)は腫瘍の成長を阻害することが確認されている。本研究では,PRSの免疫活性化をルイス担癌-C57BL/6マウスで検討する一方で,A549細胞でのアポトーシスの誘発も研究した。PRS(2.5,5.0と7.5mg/kg)での処置は,C57BL/6マウスで腫瘍,容積及び体重を有意に阻害した。2.5,5.0及び7.5mg/kgでのPRSの阻害率は,それぞれ26.49±17.30%,40.32±18.91%及び54.94±16.48%だった。脾臓と胸腺インデックスは顕著に上昇する一方で,血清のTNF-α,IL-8及びIL-10を含む炎症性サイトカインのレベルはELISAアッセイによって低下した。A549細胞では,フローサイトメトリーによるヘキスト33342染色とアネキシンV/PIはPRS(0.25,0.50と0.75mg/mL)がクロマチンのDNA縮合と切断によりA549細胞の核変化ならびにアポトーシスを誘発することを示した。さらに,PRSは細胞内のROSの過剰生成を減衰もさせた。ウエスタンブロット分析は,PRSでの処置によって炎症誘発性のサイトカインMCP-1,IL-6及びTGF-β1ならびに細胞接着分子ICAM-1の発現に関して有意の減少を示した。本結果は,腫瘍成長に対するPRSの阻害は炎症応答の改善,アポトーシスの誘発ならびにROSの減少と関係していることを証明した。これらの結果は,PRSが肺癌の治療において治療効果のあることを示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
呼吸器の腫よう  ,  腫ようの薬物療法  ,  生薬の薬理の基礎研究 

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