文献

J-GLOBAL ID：201402294112767040   整理番号：14A0575612

多重モード干渉構造を用いた高感度の反射型光ファイバー屈折率センサー

Reflection-type optical fiber refractive-index sensor using a multimode interference structure with high sensitivity

著者 (3件)： FUKANO Hideki (Okayama Univ., Okayama, JPN) ,  HASHIMOTO Takuya (Okayama Univ., Okayama, JPN) ,  TAUE Shuji (Okayama Univ., Okayama, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 53  号： 4S  ページ： 04EG05.1-04EG05.4  発行年： 2014年04月 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多重モード干渉構造を用いた高感度の反射型屈折率(RI)センサーを,センサーファイバーの終端に金の鏡を形成することによって作製した。センサー部分は,端面鏡で多重モード・ファイバー(MMF)に結合された単一モードファイバ(SMF)によって構成されている。この構造はSMFによって挟まれたサンドイッチ型のMMFと同じ機能を持っていて,多重モード干渉構造と呼ばれる。作製したセンサーは,従来の2ポートから成る多重モード型干渉RIセンサーに比べて長さが半分である。しかし,RIの変化と幅広いRI域における波長シフトの関係から1pmの波長分解能で推定した感度は,6.8×10^-6で,0.01dBのパワー分解能でRIの変化と固定波長における干渉パワーの変化の関係から推定した感度は,1.0×10^-5であることが分かった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： センサ ,  *光ファイバセンサ ,  *屈折率 ,  *多モードファイバ ,  *光干渉 ,  光反射 ,  *単一モードファイバ ,  *感度 ,  成端 ,  鏡 ,  金 ,  サンドイッチ構造 ,  屈折率センサー
準シソーラス用語： 終端

分類 (1件)： 光導波路,光ファイバ,繊維光学  (BD06030H)

引用文献 (26件)：

• A. T. Andreev, B. S. Zafirova, and E. I. Karakoleva, Sens. Actuators A 64, 209 (1998).
• A. Kumar, T. V. B. Subrahmanyam, A. D. Sharma, K. Thyagarajan, B. P. Pal, and I. C. Goyal, Electron. Lett. 20, 534 (1984).
• T. Takeo and H. Hattori, Jpn. J. Appl. Phys. 21, 1509 (1982).
• P. Wang, Y. Semenova, Q. Wu, G. Farrell, Y. Ti, and J. Zheng, Appl. Opt. 48, 6044 (2009).
• A. Asseh, S. Sandgren, H. Ahlfeldt, B. Sahlgren, R. Stubbe, and G. N. Edwall, Proc. SPIE 2836, 57 (1996).

タイトルに関連する用語 (5件)： 多重モード ,  干渉 ,  高感度 ,  光ファイバー ,  屈折率センサー