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J-GLOBAL ID:201402294240710884   整理番号:14A0300565

γ線照射によって起こる生体脂質の損傷へのカロチノイドの効果

Effects of carotenoids on damage of biological lipids induced by gamma irradiation
著者 (2件):
資料名:
巻: 98  ページ: 57-63  発行年: 2014年05月 
JST資料番号: D0627A  ISSN: 0969-806X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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カロチノイドは,耐放射線性細菌の耐放射線性機構に関与していると考えられる。これらの細菌細胞では,カロチノイドは生体脂質中に存在し,従って,脂質の放射線誘起損傷と関連している。しかし,そのような損傷におけるカロチノイドの役割について入手できるデータはごく限られている。本研究では,γ線によってα-リノレン酸-ベンゼン溶液を照射し,二つの代表的カロチノイド(β-カロチンとアスタキサンチン)の有無における結果の酸化的分解反応と過酸化損傷を分析した。分析は,形成したマロンジアルデヒドと共役ジエンの量によって評価し,α-リノレン酸の酸化的分解反応と過酸化がそれぞれ線量依存の形で増加することを明らかにした。さらに,8.5×10-3M β-カロチンはα-リノレン酸のγ線誘起酸化的分解反応を抑制するが,5.0×10-5と5.0×10-6M β-カロチン,および5.0×10-7と5.0×10-8Mアスタキサンチンは分解を促進した。対照的に,β-カロチンもアスタキサンチンもα-リノレン酸の過酸化に影響しなかった。これらの結果は,耐放射線性細菌中の最適濃度のカロチノイドが放射線誘起損傷から生体脂質構造を保護することを示唆している。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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その他の物質の放射線による構造と物性の変化  ,  脂質一般  ,  カロチノイド,その他のテルペノイド 
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