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J-GLOBAL ID:201402294327270848   整理番号:14A0355577

iTRAQに基づく蛋白質プロファイリングはブドウ果実成長と成熟を駆動する中心的代謝変化への洞察を提供する

iTRAQ-based protein profiling provides insights into the central metabolism changes driving grape berry development and ripening
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資料名:
巻: 13  号: Oct  ページ: 13:167 (WEB ONLY)  発行年: 2013年10月 
JST資料番号: U7027A  ISSN: 1471-2229  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:ブドウ(Vitis vinifera L.)は経済的に重要な果実である。糖,酸,風味とアントシアニンとタンニンなどのような品質を決定するブドウ成分は異なるブドウ果実成長ステージで蓄積する。そのため,ブドウで発生する生化学的と生理的変化とプロテオミクスプロファイルを関連付けることは,ブドウ成長と成熟プロセスの理解進展に非常に重要である。結果:完全成熟までの果実からの蛋白質レベルにおけるVitis vinifera cv. Muscat Hamburg果実の成長解析を報告する。iTRAQに基づくボトムアッププロテオミクスアプローチとタンデム質量分析で,緑と成熟相においてそれぞれ411と630の蛋白質の同定と定量が可能となった。蛋白質レベル変化に関連した成長の2キーポイントが検出された:最初の成長期間(7mmから15mmへ)の成熟開始(15mmからV100とV100から110)。ブドウ成長時のエンリッチメントGOタームに基づいてBlast2GOソフトウェアを用いて機能解析を実施した。結論:プロテオーム研究は,果実とその由来産物の開発と品質形質に関与する生物学的プロセスと代謝経路の解明に寄与する。これらの知見は糖とりんご酸の代謝と貯蔵,呼吸と光合成と発酵のようなエネルギー関連経路,およびブドウ果実における主要2次代謝産物であるポリフェノール性物質の合成に主に関連している。加えて,炭水化物とりんご酸代謝におけるいくつかのキーステップ,すなわち,成熟果実での最終的な糖と酸バランスに影響するかもしれない,他の中でのPFP-PFKまたはSuSy-INVスイッチを本研究で同定した。結論として,これまで報告されていないいくつかの蛋白質が特異的組織と成長段階において脱制御されていることが検出され,ブドウ果実成長の基礎となる代謝プロセスにおける新規仮説構築が誘導された。これらの結果は,ブドウ果実成長と成熟を制御するプロセスを解明する新規経路となる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
果樹  ,  植物の生化学 

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