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J-GLOBAL ID：201402294350713250   整理番号：14A0818296

多収イネの光合成能力に貢献する遺伝子の特定

著者 (2件)： 山本敏央 (農業生物資源研) ,  高井俊之 (農業・食品産業技術総合研究機構 作物研)
資料名： 明日の食品産業  (Food Industry for Tomorrow)
巻： 2014  号： 7/8  ページ： 35-39  発行年： 2014年07月01日 
JST資料番号： L1826A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2,050年の世界の人口90億人の予測をベースに,食糧増産が世界的課題である。対応策のとして,イネの多収化を想定した光合成能力に寄与する遺伝子の特定について概説した。多収品種である「タカナリ」を用い,全遺伝子の中から光合成速度を高める遺伝子GPS(Green for Photosynthesis)を特定した。GPS遺伝子の作用が単位面積当たりの葉肉細胞数を増加させることが判った。また,「コシヒカリ」型GPS遺伝子との比較で,収量性との関係を考察した。

シソーラス用語： *イネ ,  *作物収量 ,  *光合成 ,  *遺伝子 ,  解析 ,  食糧問題 ,  作物育種 ,  栽培品種 ,  植物細胞 ,  速度 ,  コシヒカリ
準シソーラス用語： GPS遺伝子 ,  タカナリ ,  遺伝子解析 ,  光合成速度 ,  葉肉細胞

分類 (3件)： 稲作  (FC03020C) ,  作物の品種改良  (FC02030G) ,  光合成  (EB10020I)

引用文献 (2件)：

• Fukuoka, S. et al. :Rice, 3: 131-137 (2010).
• Takai, T. et al. : Scientific Reports, 3: 2149 (2013).

タイトルに関連する用語 (4件)： 多収 ,  イネ ,  光合成能力 ,  遺伝子