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J-GLOBAL ID：201402294571916857   整理番号：14A0632360

マウス脳における低分子量金属複合体

Low-molecular-mass metal complexes in the mouse brain

著者 (6件)： MCCORMICK Sean P. (Texas A&M Univ., TX, USA) ,  CHAKRABARTI Mrinmoy (Texas A&M Univ., TX, USA) ,  COCKRELL Allison L. (Texas A&M Univ., TX, USA) ,  PARK Jinkyu (Texas A&M Univ., TX, USA) ,  LINDAHL Lora S. (Texas A&M Univ., TX, USA) ,  LINDAHL Paul A. (Texas A&M Univ., TX, USA)
資料名： Metallomics  (Metallomics)
巻： 5  号： 3  ページ： 232-241  発行年： 2013年03月 
JST資料番号： W2338A  ISSN： 1756-5901  CODEN： METAIR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 脳などにおける不安定な低分子量(LMM)の金属複合体の存在は不明である。脳中のLMM金属複合体の存在を評価するために,マウス脳ホモジネート上清について10kDa膜分離とサイズ排除液体クロマトグラフィーを実施した。上清画分のMn,Fe,Co,Cu,Zn,Mo,S,Pを測定したところ,30以上のLMM金属複合体が検出され,多数のPとSが含まれた。分子量<4kDaを示す11のCo,2つのCu,5つのMn,4つのMo,3つのFe,2つのZnの複合体が確認された。多くのCuとZnの複合体は,4~20kDaの蛋白質に結合していると考えられた。Coのみが遊離,あるいは水性複合体であり,水性Coは,緩慢な水分子交換を示し,安定であるかもしれない。本研究は,低分子量の遷移金属複合体を検出した最初の研究である。

シソーラス用語： マウス ,  *脳 ,  *低分子量 ,  金属タンパク質 ,  サイズ排除クロマトグラフィー ,  膜分離 ,  コバルト ,  銅 ,  マンガン ,  モリブデン ,  鉄 ,  亜鉛 ,  リン ,  硫黄 ,  *複合体 ,  *金属 ,  懸濁液 ,  ICP-MS分析 ,  高速液体クロマトグラフィー
準シソーラス用語： ホモジネート

分類 (2件)： 分子構造  (EB03020Y) ,  中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (4件)： マウス ,  脳 ,  低分子量 ,  複合体