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J-GLOBAL ID:201402295302897419   整理番号:14A0713776

ニトロゲナーゼによる窒素固定化の機構:次の段階へ

Mechanism of Nitrogen Fixation by Nitrogenase: The Next Stage
著者 (5件):
資料名:
巻: 114  号:ページ: 4041-4062  発行年: 2014年04月23日 
JST資料番号: B0256A  ISSN: 0009-2665  CODEN: CHREAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Jodinによって微生物がN2を固定することが示唆されてから150年以上になる。それから,N2を固定する微生物が同定され(1990年),N2固定酵素が単離され,ニトロゲナーゼと命名された(1934年,Burk)。1960年代になってからそのニトロゲナーゼの反応機構研究が始まり,その成果はBurgesとLoweによって総括された(1996年,本誌)。本論文は,BurgesとLoweのレビュー以降のMo-ニトロゲナーゼによるN2活性化とアンモニアへの還元の機構に関するレビューである。最初にニトロゲナーゼの反応機構に関するバックグランドを簡単に解説した後,ニトロゲナーゼ活性化の中間体,E1~E4,の構造とその意義について論じた。次にE4状態から始まる,M-N≡Nからアミド(M-NH2)生成に至る競合的な2つの還元経路ならびにこの還元過程の中間体EN(N≧4)について論じた。さらに,LoweとThorneley(LT)の反応スキームに基づくニトロゲナーゼ反応経路の統一化について述べた。また,ニトロゲナーゼによる窒素固定でH2が必ず発生する。このH2発生をヒドリドプロトン化(hp)機構と還元的脱離(re)機構により解釈し,re機構の妥当性を検証した。最後に,窒素固定に対し現在提案されている機構を示し,問題点を論じた。
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分類 (1件):
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酵素一般 
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