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J-GLOBAL ID：201402295750270508   整理番号：14A0226438

端末の移動を考慮した利用可能スペクトル情報生成方式

An Available-Spectrum Information Providing System for Mobile Terminals

著者 (5件)： 熊谷崇 (京都大学大学院情報学研究科) ,  新熊亮一 (京都大学大学院情報学研究科) ,  久保広行 (京都大学大学院情報学研究科) ,  朝香卓也 (首都大学東京システムデザイン学部) ,  高橋達郎 (京都大学大学院情報学研究科)
資料名： 電気学会論文誌 C  (IEEJ Transactions on Electronics, Information and Systems)
巻： 133  号： 12  ページ： 2190-2199 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： S0810A  ISSN： 0385-4221  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： コグニティブ端末の移動を考慮した利用可能スペクトル情報生成方式を提案した。コグニティブ無線の手法としてTVホワイトスペース(TVWS)の共用が検討されている。しかし,放送用周波数共用にあたっては,放送受信設備に影響を与えないよう,端末は広範囲の電波環境を把握する必要がある。そのためには,電波環境情報を蓄積するデータベースの情報を基に,周波数共用に必要な情報を生成し,提供する技術が求められる。しかし,情報生成に関する検討は不充分であり,端末の移動を考慮した手法はない。提案方式では,データベースの放送波検知情報をセル単位に集約し,セル内の放送受信可能チャンネル情報である放送受信リストを作成する。端末がこのリストを使用して通信利用を判断する。シミュレーション結果は,提案方式の有用性を示した。

シソーラス用語： *無線伝送 ,  データベース ,  テレビジョン放送 ,  *周波数帯 ,  UHF【周波数】 ,  携帯端末
準シソーラス用語： *コグニティブ無線 ,  地上ディジタル放送 ,  *ホワイトスペース

分類 (1件)： 電話・データ通信・交換一般  (ND11010T)

引用文献 (29件)：

• (1) J. Mitola III and G. Q. Maguire, Jr.: “Cognitive Radio : Making Software Radios More Personal”, IEEE Commun. Mag., Vol. 6, No. 4, pp. 13-18 (1999-8)
• (2) S. Haykin: “Cognitive Radio: Brain-Empowered Wireless Communications”, IEEE J. Sel. Areas Commun., Vol. 23, No. 2, pp. 201-220 (2005-2)
• (3) T. Yucek and H. Arslan: “A Survey of Spectrum Sensing for Cognitive Radio Applications”, IEEE Commun. Sur. Tut., Vol. 11, No. 1, pp. 116-130 (2009-3)
• (4) H. Harada: “Cognitive Radio Technologies toward Effective Utilization of Radio Resource”, IEICE Journal, Vol. 94, No. 1, pp. 31-34 (2011-1) (in Japanese)
• 原田博司:「電波資源の有効利用を目指すコグニティブ無線技術」,信学誌,Vol. 94, No. 1, pp. 31-34 (2011-1)

タイトルに関連する用語 (1件)： スペクトル