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J-GLOBAL ID:201402295884371505   整理番号:14A1187146

3,4-メチレンジオキシフェノール(セサモール)がラットのストレス関連粘膜病に及ぼす保護効果

Protective Effect of 3,4-Methylenedioxyphenol (Sesamol) on Stress-Related Mucosal Disease in Rats
著者 (6件):
資料名:
巻: 2013  号: Pharmacology  ページ: 481827 (WEB ONLY)  発行年: 2013年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ストレス関連粘膜症(SRMD)はかなりの罹患率で重症患者死亡率が高い。3,4-メチレンジオキシフェノール(セサモール)は強力な抗酸化及び抗炎症特性を持つことが報告されている。本研究の目的は,セサモールがラットにおける水浸拘束(WIR)誘発SRMDに及ぼす効果を調べることである。ラットの胃潰瘍や胃出血をWIRによって誘導した。ラットのWIR30分前に各用量のセサモール(0.1,0.3,1mg/kg)で経口投与した。WIR4時間後に胃粘膜潰瘍,ヘモグロビン,脂質過酸化,粘液分泌,前炎症性サイトカイン,核因子(NF)-κBレベルを測定した。また胃粘膜への好中球とマクロファージ浸潤もWIR後に測定した。水浸拘束は,胃粘膜の潰瘍及び出血,腫瘍壊死因子(TNF)-α,インターロイキン(IL)-1β,IL-6レベルを増加させたが,非WIRと比較して粘膜脂質過酸化と粘液分泌には影響を与えなかった。セサモールはWIR処置ラットの胃潰瘍及び胃出血を著しく減少させ,粘膜TNF-αとIL-1βとIL-6産生及びNFκB活性を阻害した。また非WIRラットと比較して,WIR処置ラットで,胃粘膜におけるミエロペルオキシダーゼ及びCD68レベルの増加が見られた。セサモールはWIR処置ラット粘膜のミエロペルオキシダーゼには影響を与えなかったが,CD68レベルを減少させた。セサモールはラット胃粘膜の炎症誘発性サイトカインを阻害することにより,SRMDからの保護が可能である。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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消化器作用薬の基礎研究  ,  消化器の基礎医学 
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