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J-GLOBAL ID:201402295989297513   整理番号:14A0399659

サトウダイコン葉のThanatephorus cucumeris(Rhizoctonia solani)AG-2-2IV分離株に由来する後代は体細胞性親和性分類で根と葉柄からのものよりクローン多様性を示す

Progeny derived from Thanatephorus cucumeris (Rhizoctonia solani) AG-2-2 IV isolates on sugar beet foliage show more clonal diversity in somatic compatibility grouping than those from roots and petioles
著者 (5件):
資料名:
巻: 80  号:ページ: 136-146  発行年: 2014年03月 
JST資料番号: L3961A  ISSN: 1345-2630  CODEN: NSBGAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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Thanatephorus cucumeris(Rhizoctonia solani)AG-2-2IVの29の分離株を,北海道の病気にかかったサトウダイコンの根,葉柄,および葉から採取した。著者らは,菌糸融合反応(すなわち,菌糸完全融合)と相互単純配列反復(ISSR)の分析に基づいて,誘発担子胞子に由来する培養分離株である後代子孫の体細胞性親和性分類を用いて,ほ場分離株の遺伝子変異について検討した。単一担子胞子分離株の体細胞互換性群(SCG)の数は,親の分離株が得られた寄主植物組織と強く相関した。根と葉柄からの親の分離株は,遺伝的に不均質になる傾向があり,複数のSCGを産生したが,一方,2つの非自己交差分離株を除いた葉からの分離株は,均一になる傾向があり,単一SCGを産生した。不均質な兄弟の担子胞子分離株は,数世代内の均一後代子孫を生み出した。これらの発見は,ISSR分析の結果によって支持されて,均一分離株が同じ遺伝子型を有する後代子孫を産生したが,一方で,不均質分離株は,異なる遺伝子型を有する後代子孫を生み出すことを示した。しかし,SCGのように,不均質後代子孫のISSR遺伝子型は,2または3世代内で均一になる傾向があった。さらに,著者らは,2年の期間にわたって,担子胞子感染過程の間のクローン多様性について検討した。不均質分離株は,多数の後代子孫SCGを生み出して,そのために,クローン多様性を増加させた。対照的に,後代子孫SCGは,いくつかの例外を有して,均一分離株プロットにおいて,ほとんどすべて同じであった。本結果は,本分野での後代子孫SCGによって示されるように,T.cucumeris担子胞子の感染が,AG-2-2IV分離株のクローン多様性に深く関与することを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
糖料作物  ,  菌類による植物病害 

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