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J-GLOBAL ID：201402296114577861   整理番号：14A0021935

中国における原子力発電所に関する一考察

著者 (1件)： REN Hui (福岡大 大学院経済学研究科)
資料名： 福岡大学大学院論集  (Journal of the Graduate School of Fukuoka University)
巻： 45  号： 2  ページ： 107-119  発行年： 2013年11月30日 
JST資料番号： L7578A  ISSN： 0386-507X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 中国において現在稼働中の原発(泰山,大亜湾,田湾)の現状および建設中の原発(遼寧紅沿河,山東海陽,浙江三門,浙江方家山,福建寧徳,福建福清,広東陽江,広東台屋山,広西防城港,海南昌江)の現状や資金問題を述べた。中央政府の「原発推進・拡大」に基づき,原発の建設が速やかに進められており,建設中の基数は26基で,2020年までに約6,000億人民元(約9兆6,000億円)が投じられる予定である。中国の原子力事業が直面している課題は3つある。1)多種の原子炉タイプと多国からの導入技術で,基準が統一されていない。各種基準があり衝突する可能性がある。2)原発の基幹産業が未熟である。圧力容器,メインポンプ,蒸気発生器の自主開発・生産に至ってない。3)原発に関する基本法の体系が整備されていない。

シソーラス用語： *中華人民共和国 ,  工事計画 ,  エネルギー政策 ,  標準 ,  技術 ,  法規 ,  産業 ,  *原子力発電所
準シソーラス用語： *中国 ,  基準 ,  導入技術 ,  基幹産業

分類 (3件)： 科学技術政策・制度・組織  (MA01020P) ,  生産に関する一般問題  (MA01080D) ,  原子力発電  (NB03060Z)

タイトルに関連する用語 (2件)： 中国 ,  原子力発電所