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J-GLOBAL ID：201402296115248276   整理番号：14A0225943

二酸化バナジウム@有機炭素コア-シェル構造複合材料からの非晶質カーボンナノチューブ(a-CNT)の調製ならびにその空気中の熱安定性

Preparation of Amorphous Carbon Nanotubes (a-CNTs) from Vanadium Dioxide@Organic Carbon Core-Shell-structured Composites and Their Thermal Stability in Air

著者 (4件)： ZHANG Yifu (School of Chemistry, Dalian Univ. of Technol.) ,  ZHANG Xiongzhi (Coll. of Chemistry and Molecular Sciences, Wuhan Univ.) ,  HUANG Chi (Coll. of Chemistry and Molecular Sciences, Wuhan Univ.) ,  MENG Changgong (School of Chemistry, Dalian Univ. of Technol.)
資料名： Chemistry Letters  (Chemistry Letters)
巻： 42  号： 12  ページ： 1502-1504 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： S0742A  ISSN： 0366-7022  CODEN： CMLTAG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： V₂O₅およびグルコース溶液を出発原料として用いて有機炭素から非晶質カーボンナノチューブ(a-CNT)を合成する新規な経路を開発した。アニール処理プロセスによって有機炭素シェルを安定化させ,a-CNTを形成させることに成功した。アニールはa-CNTを調製するための重要なステップであった。得られたa-CNTは均一な直径を有し,外径は150から250nmの範囲,内径は平均約30nm,長さは最大数マイクロメートルであった。合成されたa-CNTの炭素は完全に非晶質であり,調製されたa-CNTはsp³炭素とsp²炭素との両方を含む一種の水素化a-CNTであった。さらに,調製されたa-CNTは空気中で305°C未満の良好な熱安定性および耐酸化性を有していた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 酸化バナジウム ,  構造 ,  複合材料 ,  *非晶質 ,  *カーボンナノチューブ ,  焼なまし ,  熱安定性 ,  ヘキソース ,  アルドース ,  コアシェル構造
準シソーラス用語： アニール ,  二酸化バナジウム

分類 (2件)： 原子・分子のクラスタ  (BH09030O) ,  無機化合物一般及び元素  (CD01010D)

物質索引 (1件)： グルコース

引用文献 (25件)：

• 1) H. Chik, J. M. Xu, Mater. Sci. Eng., R 2004, 43, 103.
• 2) N. Q. Zhao, C. N. He, X. W. Du, C. S. Shi, J. J. Li, L. Cui, Carbon 2006, 44, 1859.
• 3) B. Liu, D. Jia, Y. Zhou, H. Feng, Q. Meng, Carbon 2007, 45, 1710.
• 4) L. Sun, C. Yan, Y. Chen, H. Wang, Q. Wang, J. Non-Cryst. Solids 2012, 358, 2723.
• 5) J. Schwan, V. Batori, S. Ulrich, H. Ehrhardt, S. R. P. Silva, J. Appl. Phys. 1998, 84, 2071.

タイトルに関連する用語 (10件)： 二酸化バナジウム ,  有機炭素 ,  コア-シェル構造 ,  複合材料 ,  非晶質 ,  カーボンナノチューブ ,  CNT ,  調製 ,  空気中 ,  熱安定性