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J-GLOBAL ID:201402296277354703   整理番号:14A0898331

構造物の弾性,破壊および崩壊挙動に対する数値シミュレーション法の提案とその組積造壁の地震応答解析への応用

Proposal of a Numerical Simulation Method for Elastic, Failure and Collapse Behaviors of Structures and its Application to Seismic Response Analysis of Masonry Walls
著者 (3件):
資料名:
巻:号:ページ: 51-69  発行年: 2011年02月01日 
JST資料番号: F1399A  ISSN: 1881-2473  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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構造物の3次元的な弾性,破壊および崩壊挙動をシミュレートすることができるDEMを改善した動的解析法を提案した。構造物は剛体要素を組み合わせたものとしてモデル化した。要素間の相互干渉は,複数のスプリングとダッシュポットを要素の表面に取り付けてモデル化した。要素は剛体と仮定したが,この方法では要素間のめり込みを許容して構造物の変形をシミュレートした。スプリングとして2種類のものを用意した。一つは破壊前の弾性挙動をシミュレートするための復元スプリング,他の一つは要素間の接触と再接触をシミュレートする接触スプリングである。接触ダッシュポットは接触によるエネルギーを消散させるためにも用いた。構造物の破壊は復元スプリングを接触スプリングとダッシュポットに置き換えることでモデル化した。スプリングの定数を決定する方法を提案した。この方法の有効性を組積造壁を対象とした数値シミュレーションにより確認した。最初に衝撃力による弾性的挙動について計算した。この方法により決定される弾性的挙動は,有限要素法による結果と良い一致を示した。次に,組積造壁の積み方を変えたモデルおよび補強した壁モデルを対象として地震時挙動を解析した。この方法は積み方や補強方法の違いが挙動に与える影響を表すことができることを示した。このように本方法の有効性を確認した。提案した方法は組積造の地震時挙動をシミュレートするのに適していることを明らかにした。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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その他の構造材料による構造  ,  構造動力学 
引用文献 (13件):
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