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J-GLOBAL ID:201402296296271827   整理番号:14A0531211

単層カーボンナノチューブのpH応答性ビニロガステトラチアフルバレン-フルオレンコポリマによる選択的,可逆的非共有結合性官能化

Selective and Reversible Noncovalent Functionalization of Single-Walled Carbon Nanotubes by a pH-Responsive Vinylogous Tetrathiafulvalene-Fluorene Copolymer
著者 (3件):
資料名:
巻: 136  号:ページ: 970-977  発行年: 2014年01月22日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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4,5-ビス(オクチルチオ)-1,3-ジチオール-2-チオンと1-トリメチルシリル-2-(4-ホルミルフェニル)アセチレンからスタートしてビニロガステトラチアフルバレン(TTFV)モノマを調製し,2,7-ジヨードフルオレンと共重合して共役コポリマを作った。SWNT表面に強い親和性を持ち,有機溶媒中(トルエン,THF,クロロホルム),SWNTとの混合液に超音波照射すると均一分散しサイズ選択的にSWNTに巻きつき,小口径(<1.03nm)半導体性SWNTが得られた。SWNT構造変化はRamanスペクトルのバンドリングピーク(230,264,301cm<sup>-1</sup>)の変化として現れた。本複合体にCF<sup>3</sup>COOHを加えると2段階プロトン化されて立体配座転移し,溶液色も暗褐色から緑色に変わり分散SWNTが沈殿した。酸性化コポリマをNaHCO<sub>3</sub>水溶液処理するとコポリマの元のオレンジ色が回復した。コポリマおよびコポリマ/SWNT複合体の熱重量分析で,コポリマは234°Cで側鎖(SC<sup>8</sup>H<sup>17</sup>)を失うことがわかった。
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分類 (4件):
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炭素とその化合物  ,  ジオキソール,オキサチオール,ジチオール  ,  その他の炭素縮合三環化合物  ,  高分子のスペクトル 
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