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J-GLOBAL ID：201402296318668912   整理番号：14A0763079

高潮推算における非構造格子モデルの適用性に関する基礎的検討

BASIC STUDY ON APPLICABILITY OF A COASTAL CIRCULATION MODEL WITH UNSTRUCTURED GRIDS TO STORM SURGE SIMULATIONS

著者 (6件)： 木梨行宏 (九州大学 工学研究院) ,  山城賢 (九州大学 工学研究院) ,  姫野慎太郎 (九州大学大学院工学府海洋システム専攻) ,  中野俊夫 (一般財団法人日本気象協会) ,  横田雅紀 (九州大学 工学研究院) ,  橋本典明 (九州大学 工学研究院)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 68  号： 2  ページ： I.858-I.863 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地球温暖化により,これまで以上に強大な台風の来襲が懸念されており,それによる高潮災害に対する適応策を考える上では,より精度の高い高潮推算が望まれている.本研究では,可変格子を設定でき,複雑な海岸線を表現できる非構造格子を用いた海洋流動モデルFVCOMを高潮推算に適用し,その有用性を検討した.FVCOMの高潮推算への適用にあたって,まず,オリジナルのFVCOMでは考慮されていない気圧場を取り込めるようにモデルを改良した.ついで,対象領域である有明海・八代海での適切な計算領域および格子幅の検討を行った.推算結果と観測値および代表的な構造格子モデルであるPOMによる計算結果との比較から,高潮推算におけるFVCOMの有用性が確認された.(著者抄録)

シソーラス用語： *推定 ,  *高潮 ,  格子構造 ,  適応性 ,  *モデル ,  気圧場 ,  海域
準シソーラス用語： *海洋流動モデル ,  *高潮推算 ,  八代海 ,  有明海

分類 (1件)： 波浪,潮流  (DC06040R)

タイトルに関連する用語 (5件)： 高潮推算 ,  非構造格子 ,  モデル ,  適用性 ,  基礎的検討