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J-GLOBAL ID:201402296486511778   整理番号:14A1368701

癌治療におけるドラッグデリバリーのための人工ナノ粒子

Engineered Nanoparticles for Drug Delivery in Cancer Therapy
著者 (6件):
資料名:
巻: 53  号: 46  ページ: 12320-12364  発行年: 2014年11月10日 
JST資料番号: H0127B  ISSN: 1433-7851  CODEN: ACIEAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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医療におけるナノテクノロジーへの関心は急速に高まりつつあり,従来の治療薬関連の様々な課題,例えば難溶性(抗癌剤に多い),ターゲティング能力欠如,非特異的分布,全身毒性,低治療指数等の解決が期待されている。過去数十年に亘って人工ナノ粒子の進展と応用は著しい進歩を遂げてきた。例えば,最適なサイズ,形状,表面特性を持ったナノ粒子に組み込まれた治療薬は溶解度が高まり,循環半減期が延長し,体内分布が改善され,免疫原性が低減する。ナノ粒子とその負荷薬物は病態生理学的条件,例えば透過性亢進,保持作用,pH値による空間変化等を活用して腫瘍内にデリバリーされる。さらに,ナノ粒子表面に負荷した標的リガンド(小有機分子,ペプチド,抗体,核酸等)が癌細胞表面に過発現した受容体に選択的に結合することによって,癌細胞を特異的に狙うことができる。また,複合型治療薬および/または診断薬(造影剤等)を同一担体でデリバリーする併用療法によって多剤抵抗性克服の可能性があり,また,治療の有効性をリアルタイムで読み出すこともできる。精密な人工ナノ粒子が癌治療や生体医学の次世代プラットフォームとして登場することが期待される。Copyright 2014 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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生物薬剤学(基礎)  ,  腫ようの薬物療法 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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