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J-GLOBAL ID:201402297046659567   整理番号:12A0278863

コムギの雄性不稔系統における捻性転換に関連するTaG3BP遺伝子のクローニングと発現分析

Cloning and Expression Analysis of TaG3BP Gene Related to Fertility Conversion in Male Sterile Lines of Wheat
著者 (5件):
資料名:
巻: 36  号: 10  ページ: 1683-1690  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2128A  ISSN: 0496-3490  CODEN: TSHPA9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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温度光周期感受性雄性不稔(TMS)コムギ(Triticum astivum L.)は,二系列システムによるヘテロシス研究と利用に有益である。YS型TMS系統は,北中国の主要コムギ生産地帯においてハイブリッドコムギに対して適用することができる。本研究の目的は,YS型TMSコムギにおける捻性転換の分子基盤を明らかにすることにある。YS型TMS系統A3017を,それぞれ雄性不稔と捻性のために管理温度の人工気象室において成長させた。2つの抑制サブトラクティブハイブリダイゼーション(SSH)cDNAライブラリーを,16°C/12°Cと25°C/16°Cの温度周期(日/夜)で適切に処理した同じ個体の雄性不稔および稔性若穂からのcDNAを用いて作成した。aligned homological sequenceを基礎としてデザインした一対のプライマーを使用して,RT-PCR増幅を実施し,409のアミノ酸残基をコード化する長さ1230bpのEST(GenBank登録番号:DY543200)を稔性SSH-cDNAライブラリーから獲得した。cDNAフラグメントはG3BPの典型的NTF2とRRMドメインを含み,TaG3BP(GenBank登録番号:GU475149)を表していた。推定アミノ酸は,Oryza sativa(BAD07751)由来のG3BP(Ras-GTPase活性化タンパク質SH3ドメイン結合タンパク質)遺伝子に対し79%の相似性を持っていた。TaG3BPの発現パターンは,雄性不稔および稔性条件下のさまざまな発達周期にあるTMS系統に由来する葯を用いたリアルタイムPCRを用いて分析した。TaG3BP遺伝子は,不稔性葯と比較して,稔性葯において,捻性転換の重要な周期(単核および二核期の間)において高度に発現した。K型雄性不稔性系統と1B/1R,1B,および非1B/1R型のそれらの維持系統において,TaG3BP遺伝子は雄性不稔性系統のそれより維持装置の若い穂においてより高い発現レベルを示した。これらの結果は,TaG3BP遺伝子の発現が雄性不稔性コムギ系統における捻性転換に関係していることを示唆している。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
麦  ,  作物の品種  ,  分子遺伝学一般 

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