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J-GLOBAL ID:201402297089082140   整理番号:13A1955862

日本の製造業に関する地理学的研究のレビュー

A Review of Geographical Studies on Manufacturing Industries in Japan
著者 (4件):
資料名:
巻: 86  号:ページ: 82-91 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: U0119A  ISSN: 1883-4396  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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1990年以降,日本の多国籍企業によるアジア諸国への外国直接投資が盛んとなり,同時に国内に於いては,産業の空洞化現象が起きた。 特に電子産業や自動車産業においては,海外への製造拠点展開が進み,海外での自社工場設立のみならず,関連する部品工場やその下請け業者にも及んだ。 この結果,日本の製造業の空間システムは,日本国内から東南アジア地域との国際分業に向けて拡大した。 本稿では,特に産業集積,大規模工場の地理,および工業地域等に焦点をあてて,過去20年間における日本の製造業に関する地理学的研究についてレビューする。 東南アジアにおける国際分業の観点から,空間システムの真の性質を理解するためには,理論的にも実験的にも次の3つの問題に取り組むことが必要である。 まず,1)東南アジア諸国における日本の多国籍企業のサプライチェーンや流通を網羅した生産システム,2)東南アジア諸国における地域間分業および国際分業,そして3)製造業の海外配置やオフショアリングによって生じる国内工業地域への影響,である。 海外への製造拠点展開とオフショアリングを通じて地域の再編を増加させる経済的社会的効果に関する実証研究の重要性が増しており,生き残りのために現地生産の代替システムを求めたり,高付加価値の仕事を創造したり,革新的な活動を行うことは,この分野の研究における新たな課題を提起している。(翻訳著者抄録)
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