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J-GLOBAL ID:201402297267887831   整理番号:14A1458089

昆虫の嗅覚受容体に基づく新規の細胞ベースの匂いセンサ素子

Novel cell-based odorant sensor elements based on insect odorant receptors
著者 (6件):
資料名:
巻: 65  ページ: 287-294  発行年: 2015年03月15日 
JST資料番号: D0173C  ISSN: 0956-5663  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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高度の感受性と選択性を持つだけでなく,長期安定的な細胞ベースの匂いセンサ素子の開発は,実用化のために重要である。ここに,匂い物質を選択的に検出し,長期に渡り蛍光強度の上昇を示す新規の細胞ベースの匂いセンサ素子を開発した。昆虫嗅覚受容体を発現するSf21細胞系に基づいたこの匂いセンサ素子は,溶液中数十ppbレベルまでの感受性があり,発現された受容体に固有の匂い物質選択性に基づく異なるタイプの匂い物質を選択的に識別でき,応答時間は約13秒であった。Sf21細胞と昆虫嗅覚受容体を特異的に使うことで,昆虫嗅覚受容体を安定的に発現する確立された細胞系は,少なくとも2か月間匂い物質に対し一貫した応答性を示し,通常細胞ベースのセンサが持つ短寿命をはるかに凌ぐ。又,昆虫細胞系をマイクロ流体チップに統合することで,コンパクトな匂いセンサチップの開発もできた。本研究で確立した方法は,広範囲の昆虫嗅覚受容体を組合わせることで,食品管理や健康管理を含む様々な応用に対し,実用的な細胞ベースの匂いセンサを開発する手助けになるであろう。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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分析機器  ,  その他の感覚  ,  バイオアッセイ 
タイトルに関連する用語 (5件):
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