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J-GLOBAL ID:201402297293811614   整理番号:14A0083666

核子と軽い荷電粒子に誘発された反応におけるLi<span style=text-decoration:overline>′e</span>ge核内カスケード模型の新しい可能性

New potentialities of the Liege intranuclear cascale model for reactions induced by nucleons and light charged particles
著者 (5件):
資料名:
巻: 87  号:ページ: 014606.1-014606.28  発行年: 2013年01月 
JST資料番号: D0747A  ISSN: 0556-2813  CODEN: PRVCAN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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原子核破砕反応を記述するLi<span style=text-decoration:overline>′e</span>ge核内カスケード(INC)模型の新しいバージョン(INCL4.6)を詳細に説明した。標準的バージョン(INCL4.2)からのアップデートは,INCL4.5からINCL4.6と二段階で行った。INCL4.2に比較した最も重要な新しい面は以下のようである。(i)動力学的位相空間融合模型を通じたクラスター生成記述。(ii)入出力荷電粒子のクーロン偏向。(iii)パウリブロッキングと軟衝突の扱いの改善。(iv)放出粒子に対する実験的閾値の導入。(v)π中間子動力学の改善。(vi)入射クラスター内核子の束縛エネルギーと低エネルギーでの可能な核融合反応の効果を取り入れた軽いクラスター誘発反応の扱いの詳細な処方。新しい模型の出来栄えを,全反応断面積,中性子,陽子,π中間子,および複合核二重微分断面積,中性子多重度,残留質量と荷電分布,残留反跳速度分布,などの実験データと比較して例示した。200MeVから2GeV領域で一般によい一致が得られた。以前のバージョンでは不満足であった200MeV以下,数10MeVまでの領域で,全反応断面積をよく再現し,微分断面積をほどよく記述できた。また,この模型を,核子当たり100MeVの入射エネルギー以下の低エネルギーにおける軽いイオン誘発反応でテストした。いくつかの特別な側面が初めて議論された三つのトッピクスへの適用に関する議論を行った。最初のトピックスは,α粒子より重いクラスターの生成に関するもの,二番目のトピックスは,縦残留反跳速度とその揺らぎに関するもの,最後のトッピクスは,低エネルギー入射軽イオンに対する全反応断面積と残留核生成断面積に関するものなどである。これらのことより,単一の微視的カスケード模型に基づいた新しいINCL4.6模型は,数10MeVから3GeVまでの入射エネルギーの核子および軽いクラスター誘発反応の記述における強力な道具となることを示した。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
核子による反応・散乱  ,  He-3,He-4による反応・散乱  ,  原子核模型  ,  核力 

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