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J-GLOBAL ID：201402297319447851   整理番号：14A0822310

誘導結合プラズマ質量分析における共存する炭素および共存する臭素によるシグナル増大の比較

Comparison of signal enhancement by co-existing carbon and by co-existing bromine in inductively coupled plasma mass spectrometry

著者 (4件)： NAKAZAWA Takashi (Chuo Univ., Tokyo, JPN) ,  SUZUKI Daisuke (Chuo Univ., Tokyo, JPN) ,  SAKUMA Hironori (Chuo Univ., Tokyo, JPN) ,  FURUTA Naoki (Chuo Univ., Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Analytical Atomic Spectrometry  (Journal of Analytical Atomic Spectrometry)
巻： 29  号： 7  ページ： 1299-1305  発行年： 2014年07月 
JST資料番号： C0770C  ISSN： 0267-9477  CODEN： JASPE2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 共存する炭素によるシグナル増大の原因を調べるため,共存する臭素(イオン化エネルギー,11.81eV)と共存する炭素(イオン化エネルギー,11.26eV)による被検体シグナルに及ぼすシグナル増大効果を比較した。特に,同心および超音波ネブライザーにより,炭素含有試料溶液や臭素含有試料溶液と多元素溶液をICP-MS中に別々に導入した。得られたエーロゾルはプラズマトーチの上流で合流する。この試料導入系により,シグナル増大効果の理由としてのネブライザーにより生じるエーロゾルサイズの変化を取り除くことができる。増大機構を解明するために,被検体酸化物,炭素酸化物と臭素酸化物の相対的結合エネルギーならびにICPにおける被検体のイオン化の程度も考察した。電荷移動はシグナル増大の原因として排除できない。

シソーラス用語： *ICP-MS分析 ,  *炭素 ,  *臭素 ,  ネブライザー ,  エアロゾル ,  試料導入 ,  電荷移動 ,  イオン化 ,  物質 ,  プラズマ温度
準シソーラス用語： 共存物質

分類 (1件)： 質量分析  (CC03013N)

タイトルに関連する用語 (5件)： 誘導結合プラズマ質量分析 ,  共存 ,  炭素 ,  臭素 ,  シグナル