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J-GLOBAL ID:201402297746068705   整理番号:14A1458158

スルファニル酸で機能化された銀ナノ粒子を用いた前処理済みミルク中メラミンの比色分析検出

Colorimetric detection of melamine in pretreated milk using silver nanoparticles functionalized with sulfanilic acid
著者 (4件):
資料名:
巻: 50  ページ: 356-361  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: W0246A  ISSN: 0956-7135  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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メラミン検出に多くの方法が示されているが,50nM以下の微量では複雑な手順と高度な装置が必要である。本報では,スルファニル酸(SAA)変性銀ナノ粒子(AgNPs)を用いた,簡便,迅速,低コストのミルク中メラミン検出法を示した。特異な化学構造のため,SAAはその類似物質に同様に応答するが,それ自体で選択性と感度は悪いが,SAA-AgNPsとすることで選択性が大きく改善され,メラミンのみに反応する。メラミンの環外アミンとSAA間の相互作用によって,可視の変色が伴うSAA-AgNPsの迅速な凝集が誘導され,UV可視分光分析でメラミンが定量分析できる。ミルク中で一般的な金属イオン,アミノ酸,砂糖の妨害は無視できる。消光比(A620nm/A390nm)がレンジ0.1~3.1μMでのメラミン濃度に対応する。検出限界は10.6nMで,安全限度(調製粉乳について中国で8μM,USAとEUで20μM,CACで1.2μM)より低い。本法は成功裏にミルク製品中のメラミン検出に適用できた。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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食品の汚染  ,  食品の分析  ,  乳製品 
タイトルに関連する用語 (5件):
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