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J-GLOBAL ID:201402297785831521   整理番号:14A0936826

南房総嶺岡山系における蛇紋岩および玄武岩に由来する土壌の生成・分類学的考察

Genesis and classification of soils derived from serpentine and basalt on Mt. Mineoka, south Boso peninsula
著者 (4件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 2-16  発行年: 2014年06月30日 
JST資料番号: F0963A  ISSN: 0031-4064  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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日本における土壌分類では2種類の体系が採用され,蛇紋岩などに由来する土壌に対し異なる名前が与えられる。本稿では,南房総の嶺岡山系における蛇紋岩と玄武岩由来の土壌分析を行い,現行の土壌分類体系の見直しを行うと共に,その改善案とその根拠を分類の基準として示した。土壌断面形態の分析の結果,蛇紋岩由来土壌では両分類大系に基づく大きな違いは認められなかった。しかし,玄武岩の分析層では,日本の統一的土壌分類体系では褐色森林土大群,包括的土壌分類では暗赤色土大群に分類されるという大きな相違が認められた。断面の形態学的特徴,及び理化学性において暗赤色土の中心概念に適合することから,包括的土壌分類体系の改善案として,交換性のCa/Mgを暗赤色土大群の分類基準とし,さらに「石灰性」,「マグネシウム質」,「酸性」,および「普通」の4群に細分することを提案した。
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土壌生成・分類 
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