抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年活発に研究されている顔表情の認識のためには,眉,目,鼻,口などの位置や形状を正確に検出する必要がある。本稿では,SIFTの特徴量記述を用いた顔器官位置検出について検討した。先ず,目頭と目尻の位置が既知である複数の画像を用いて,目頭と目尻のテンプレートとなるSIFTの特徴量を算出した。次に,探索対象画像に対して,テンプレート特徴量と探索対象の全ての画素のSIFTの特徴量の間の類似度を求めた。その結果,目頭と目尻の位置をそれぞれ決定した。計算機実験により,顔の傾斜が5度以下の場合は,85%以上の検出率を得たことを示した。さらに,テンプレート特徴量の作成法を工夫すれば検出率が向上することも明らかにした。