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J-GLOBAL ID：201402298414585559   整理番号：14A0698294

竹繊維積層板を用いた超小型電気自動車:pico-EVの開発

Production of Ultra-Lightweight and Small EV: pico-EV using Bamboo Fiber Laminated Plates

著者 (3件)： 宇田和史 (神奈川工科大 創造工) ,  高橋良彦 (神奈川工科大 創造工) ,  藤澤徹 (神奈川工科大 創造工)
資料名： 設計工学  (日本設計工学会誌)
巻： 49  号： 6  ページ： 311-316  発行年： 2014年06月06日 
JST資料番号： S0898A  ISSN： 0919-2948  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 竹は繊維配向が良く長繊維な材料で繊維方向の強度が高く軽量である。この異方性天然素材の特徴に着目して竹繊維強化積層材料の-発に取組んでいる。今回,この成果の応用検討として超小型で軽量な電気自動車(電源は充電式単三乾電池6本,短距離移動用,時速3km/h程度,一人乗り,小型で全重量9kg,耐荷重85kg,登攀角度2度)の設計と製作の概要を示した。設計構想と構造設計と製作と試作物の試験・評価と問題点抽出と,最終設計物の説明と,この取組みの教材としての教育効果の考察を含む。

シソーラス用語： 植物繊維 ,  積層板 ,  繊維強化プラスチック ,  *電気自動車 ,  教材 ,  軽量構造 ,  構造強度 ,  *構造設計 ,  木構造 ,  改良木材 ,  *機械設計 ,  技術教育 ,  性能計算 ,  運動機構
準シソーラス用語： 竹繊維 ,  複合積層板

分類 (3件)： 電気自動車  (QG07020B) ,  機械設計  (QA01080H) ,  構造動力学  (HD02000E)

引用文献 (18件)：

• 藤井透:竹の基礎科学と高度利用技術,(株)シーエムシー出版(2008).
• 宇田和史:竹繊維積層板の静的曲げ特性に関する基礎研究,設計工学,49,2(2014),
• ダイヤ扶桑株式会社:ダイヤバンブー製品カタログ, (http://www.dia-f.co.jp/product/03.html#hikiita).
• 宇田和史:任意配向角竹繊維単板及び積層板の静的曲げ特性,日本材料学会第61期学術講演会講演論文集,(2012),252.
• 山田嘉昭,奥村秀人:新材料力学 上,培風館, (2002), 10.

タイトルに関連する用語 (5件)： 竹繊維 ,  積層板 ,  小型電気自動車 ,  EV ,  開発